蓄電池を利用するメリットやデメリットをエスコシステムズさんに聞きたい!

蓄電池を利用するメリットやデメリットをエスコシステムズさんに聞きたい!

家庭で使用する電力も、安定して供給されていれば快適な生活ができます。
ですが、電力が災害などによって途絶えてしまった場合には、普段、当たり前のように部屋を照らすことのできる電球もつかず、便利な家電なども利用できない状況に陥ります。
このような時に、利用できる電力があれば非常時などにも助かります。
そのため、蓄電池に関するメリットやデメリットをチェックしてみましょう。

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蓄電池を設置するメリット

災害時などの非常時においても家電をある程度使用できる

家庭用として、蓄電池を設置するということが可能な時代です。
電力を貯めておくことができることで、災害時などの非常時においても家電をある程度使用できるというのは大きなメリットといえるでしょう。
普段、家電を使用し、電力供給されている状態に慣れているとその電力が途絶えた時にどのような状況となるか想像することも大切です。
蓄電池が設置されている住宅なら、日中に貯めておいた電力などを利用して、非常時にも利用することができるでしょう。

日常生活でも電気代を節約できる

また、災害時でなくても、日常生活でも電気代を節約するという意味で利用するというのも有効な手段です。
電力会社との契約などもいくつかのプランがありますが、この契約を深夜が安いプランなどもあるため、それを利用することで、深夜帯で電力を貯めておき日中に貯めておいた電力を利用するということで電気代を少し安く済ますという方法も利用できます。

太陽光発電によって発生する電力を貯めておく

また、太陽光発電によって発生する電力を貯めておくという方法もあります。
余った電力を買い取ってもらう制度などもあり、期間的には十年です。
この買取制度が終了したとしても、その後、貯まっている電力を自宅で利用していけば、その分電気代の負担を減らすことにもなります。

ピークシフトをずらすことに貢献できる

その他にも、電気を最も多く使う時間帯として十三時から十六時といわれていますが、このピークシフトをずらすことに貢献できるのもメリットといえます。
ピークシフトをずらすことができれば、この時間帯の使用量を減らすことになり日本のエネルギー事情に貢献することで、発電設備の稼働効率がよくなる点から微力ながらも家庭に蓄電池を導入することは大きな視点からみてもメリットといえます。

蓄電池を設置するデメリット

設置コストが高い

デメリットとしては、設置コストが高いという点です。
金額的にもかなりまとまった金額が必要となるため、気軽に購入するというのはなかなか難しいというのが実情です。

蓄電池を利用することで徐々に劣化していく

また、蓄電池を利用することで徐々に劣化していくこともデメリットといえるでしょう。
使用環境にもよりますが、使い方次第でも劣化が早まることもあるため注意が必要です。

電力を貯められる量が決まっている

その他にも、電力を貯められる量が決まっている点や設置スペースの問題などもあります。
電力を使用するために蓄電してもその貯めることができる量は決まっています。
それ以上に貯めるということができないため、どの程度の量を蓄電するかという点も重要です。
非常時に使用することができるというのはメリットではありますが、必要な量の電力がまかなえるかというと状況によっては不足することもあるでしょう。
そのため、蓄電においてその容量がどの程度なのかという点は、きちんと把握しておくことも必要です。
使用した時にも残量がどの程度あるのかなどの把握もしておきましょう。

設置スペースの問題

設置スペースは、エアコンの室外機程度の大きさなどをイメージするとわかりやすいはずです。
ただし、設置場所としての条件は、高温や低温になりすぎないことや結露しない場所のため、あまり直射日光が当たる場所や気温の変化が激しい場所は避けるほうがいいでしょう。

コスト分を回収するのはかなりの年数がかかる

コスト的に考えた場合には、そのコスト分を回収するのはかなりの年数がかかります。
この点から、売電や使用する電気代の軽減をしたとしても、そこまでのメリットはないかもしれません。
ただし、日本は災害などが起こりやすいため、地震や台風などによる被害によって電力供給が止まってしまう地域が毎年、でてきます。
この点から、もしもの時に電力を使用できる環境を維持しておくことは大切です。

もしもの時の対応ができるというのは大きなメリット

家電が使用できることで、非常時であっても電力が使用できれば夜、暗がりの中懐中電灯やろうそくなどに頼らずとも、部屋を照らすための明かりが使用できるでしょう。
それ以外にも、家電を利用できればガスや水道などが使用できない状況でも、電力で使用できる調理用の家電で調理をしたり、非常時用にストックしてある水などを沸かして利用するなどもできます。
このような点からも、もしもの時の対応ができるというのは大きなメリットといえます。

まとめ

普段の電気代の軽減目的として導入するというのもいいですが、災害などの非常時の備えとして導入を検討するという目的の人も増えています。
コスト的な面から考えるより、いつ、どのようなことが起こるかわからないから、それに備えるという目的で導入を検討してみるといいでしょう。
当たり前の日常で実感がわきにくいという場合でも、もしもの時の備えという点から蓄電池導入を検討してみることは大切です。

最終更新日 2025年5月24日 by mippac

mippac

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