長らく1gあたり5千円台で推移していた純金価格は、2020年に入ってから6千円台に上昇しています。
しかも、6千円台後半まで上がることもあるので、純金の需要はかなり高まったことが分かります。
純金は様々な要因で価格が変動しますが、安定状態から価格上昇に転じる場合は、経済的な不安が理由にあるケースが多いです。
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純金は人々が不安になる時に需要が高まる
従来は戦争が金価格を上げていましたが、近年は世界経済の不透明感や通貨の不安などの問題が引き金になっています。
昔から有事の金と呼ばれているように、純金は人々が不安になる時に需要が高まり、そして価格が上昇する性質を持ちます。
逆に平時の場合は安定するので、価格の変化が少なく投資にはやや不向きと思われがちです。
しかし、純金積立のように長期的な投資を前提とした商品は、平時の際に人気を集めます。
純金を積み立てるということは、現金を貴金属の金に換える形で、資産を形成したり保有することを意味します。
利便性は確かに現金の方が上ですが、換金性においては金も負けていませんし、通貨的な性質を兼ね備えているといえます。
純金で支払いができるお店は一般的ではないですが、国に関係なく何処でも換金できる点は、どの国の通貨にもない圧倒的なメリットです。
実物資産の金は手元に残り他の物と交換できる可能性がある
極端なことをいえば、仮にもし国家が滅亡して紙幣が紙切れになっても、実物資産の金は手元に残り、他の物と交換できる可能性があるわけです。
純金積立はまさに、通貨的な価値を持つ純金を安全に積み立てられる商品で、将来の見通しが悪く不安感が強い時の味方です。
勿論、高い時に買うと売るチャンスは限られますから、安くなったタイミングを見計らって購入することが必要です。
そうすることで、利益が生まれる価格を超えた時に、何時でも売却して利益を得ることができます。
純金の購入に手数料は掛かるものの、保管と管理のコストを抑えられるメリットがあります。
純金積立はドルコスト平均法といって、高い時は購入量を減らし、安くなったらまとめて買うという購入方法に基づき運用されます。
つまり購入量を可変にすることでコストを調整しているので、平均的な購入価格が抑えられる結果になります。
一般的な投資方法と比べてそれほど勉強しなくても良い
実際に、積立は最小1千円から始められるので、投資全般のイメージからすると非常に手頃です。
毎月1千円単位の積立だと、流石に形成できる資産の大きさは小さいですが、予算内で無理なく資産を増やしていけます。
例えば、お小遣いの一部を投資に回したり、外食したつもりの貯金を積立に回すといったことができます。
価格に影響する経済動向を注視する必要はありますが、一般的な投資方法と比べて、それほど勉強しなくても良いのが魅力的です。
純金積立なら、投資を難しく感じている人や、横文字に抵抗感を覚える人にも向いているので、初めての投資に最適です。
現在の資産や収入、世代を問わず将来に備えられる投資先ですから、資産を有効に活用する有力な選択肢になるでしょう。
最低購入額の1千円から純金積立を始めると、年間で2~3万円もあれば投資を続けられます。
3万円の予算だと5gくらいの純金が買える計算ですから、小さいながらも魅力的な輝きと存在感が楽しめる、希少な金が手に入ります。
純金積立ならダイレクトに預けられるので安心
積立は購入した金をそのまま預けるので、直接店頭で購入するのとは違い、買っても直ぐに純金を受け取ることはできないです。
ただ、現物に交換できるまでに積み立て続けると、その時点で好きな商品に替えてもらえます。
貴金属店などで地金を購入すると、持ち運びだったり保管に気を使いますが、純金積立ならダイレクトに預けられるので安心です。
相場が上昇してプラスになったら売却で現金化できますし、売却せずに現物で受け取り楽しむことも可能となります。
いずれにしても、投資を続ければ難しく考えなくても資産が形成されていくので、投資に興味を持っていても全く分からない人に朗報です。
必要なのは継続ですが、用意できる予算を設定して購入を続ければ、それだけでもう立派な投資や資産形成です。
今後、経済を含めて世界は大きく変わる可能性が高く、社会の構造すら現在とはまるで違う形になる可能性もあります。
高純度の金の塊の純金は時代が変わっても放つ輝きは変わらない
当たり前にあるものが変わって行けば、人々の価値観も変化は避けられませんが、良い方向に変化する期待がある一方で、そうではない方向に転じる恐れもあるわけです。
大きな変革が起こる時は、普遍的なものだったり安定が求められますから、変わらないものの需要が高まります。
高純度の金の塊の純金は、時代が変わっても放つ輝きは変わらず、時代に左右されない普遍的な魅力を保ち続けます。
だからこそ世界中で人気がありますし、大昔から権力者を中心に人々を魅了してきました。
現代でも貴金属、工業でトップクラスの存在感と重要性を誇り、これがないとITも医療も成り立たないほどです。
安価で代替になる物質が発見、あるいは開発されれば別ですが、複数の特徴的な性質を持つ金の代替が生まれる可能性は低いでしょう。
このように純金には価値が下がる理由がなく、むしろ今後も上昇したり需要にブーストが掛かる可能性もあるので、手頃に買える内に積立を始めるのが合理的です。
株式会社ゴールドリンク評判より引用
最終更新日 2025年5月24日 by mippac