ベトナム語を本を読んで勉強しよう

ベトナム語を本を読んで勉強しよう

ベトナム語を独学で勉強したいのなら、まずは参考書を一冊だけ用意します。
最初から何冊も購入してしまうと、かえって混乱してしまうので一冊から始めると良いです。
初心者用であること、言葉の練習用にCDが付いているものがおすすめです。
パラパラとめくって読みやすそうなものを選んでください。

「ゼロからスタート」などの表記があるものが初心者にはおすすめ

基礎知識が豊富に掲載されていて、イラストがたくさん使われている書籍は読みやすいものであるといえます。
「ゼロからスタート」などの表記があるものが初心者にはおすすめです。
ベトナムの言葉は難しいという印象がありますが、実は意外と勉強しやすい言語です。
ひとつには日本語と似ている単語が多いことも理由になります。
たとえば、「結婚」や「大学」、「計画」あるいは「記念」などという言葉は日本の発音と酷似しています。
また、ベトナム人の中にはベトナム語しか話せない人が非常にたくさんいるので、ベトナムに行ったときに英語が全く通じないこともあります。
そのため、ベトナム語を知らないと苦労することになってしまいます。

参考:ベトナム語本おすすめ

ベトナムの文化を理解するにあたって言語はとても重要

またベトナムの文化を理解するにあたって、言語はとても重要です。
ひとつの意味を持つ言葉でも、年下の男性と年下の男性では呼び方が異なるように、ベトナムではたくさんの読み方があります。
実際に言語を勉強してみると、文化について深く学ぶことができます。
実際に書店で探してみるとベトナム語の書籍はなかなか売っていません。
ベトナムの言葉を話せる日本人はまだほとんどいないのが現状です。
2017年には実用ベトナム語検定試験が始まりました。
検定試験は準6級から1級まであり、1級になると高度な言語を理解したレベルです。
1級になれば、職場や社会生活などで役に立つことが多くなるはずです。
まだ受講者数は少ない状態ですが、少しずつではありますが、受験者は増えていますので、勉強する人も増えてくると思われます。
現在、国内では多くのベトナム人が活躍しているのを目にする機会も増えました。
コンビニ、レストラン、地方の旅館などで働いているのを、見かけることがあります。
これからますます活躍することが考えられるので、今から言葉を勉強しておけばベトナム人と意思疎通が簡単にできるかもしれません。

翻訳アプリ「Google翻訳」では精度の高い翻訳が可能

最近では便利な携帯アプリも登場しています。
翻訳アプリ「Google翻訳」では精度の高い翻訳が可能です。
語学学習交流アプリ「Hello Talk」では、学びたい言語の人同士がアプリを通じて言語を教えあうことができます。
ネイテイブの人から直接言葉を教えてもらうことができるので、正確な発音をすることができます。
辞書アプリ「jdisc」では、漢字から勉強できるので、とてもわかりやすく習得できるのが魅力です。
もともとベトナムの言葉は漢字由来で作られているとされています。
そのため、漢字に親しんでいる日本人としては、辞書アプリはとても親しみやすいツールです。
ベトナム語は独特の表現があります。
それは、過去、未来、現在を表す単語を文中にいれなければならないというきまりがあります。

一つの言葉でも6種類のアクセントがある

また発音が難しいのも特徴です。
それは、一つの言葉でも6種類のアクセントがあるからです。
アクセントが違うだけで、まったく別の意味の言葉になってしまうので、現地の人に話しかけても話が通じなくなってしまいます。
ベトナムの言葉にカタカナをつけて練習している人がいますが、それでは発音が正確にならずに意味が伝わりません。
さらに難しいのは母音が12種類もあることです。
にほんの母音は「あいうえお」の5種類ですが、ベトナムでは「あ」に3種類、「い」でも2種類あります。
さらに「う」の母音は2種類「え」も2種類、「お」は3種類もあります。
これをマスターしない限り、正確にベトナムの言葉を発音することができませんし、意味も相手に伝わりません。

ベトナムの人は地域ごとに方言で言葉が変わる

さらに困ったことに、ベトナムの人は地域ごとに方言で言葉が変わるので、同じ国民でも話が通じないこともあります。
たとえば、北部のハノイ、中部のダナン、南部のホーチミンそれぞれに方言があります。
中部の方言はそれ以外地域の人にはわかりにくいので、万が一国内を移動しても意味が分かってもらえないほどです。
そのため、あらかじめ方言を習得してから違う地方に行くことが多いとされています。
ベトナムで働く場合、必ずしもベトナムの言葉が必要とはかぎりません。
多くの日本人や海外から来た人は英語を公用語としています。
ベトナム人で大学を卒業した人は、ほとんど英語を話すことができるのでベトナムの言葉はあまり使いません。
一方、町の中に買い物に行くときは最低限のベトナムの言葉は必要になるので、やはり基本的な言葉は習得しておくほうが良いです。

まとめ

ベトナムの生活に関しても、最低限の言葉さえ覚えておけばそれほど困りません。
ただ、文化や社会生活を知る上でもベトナムの言葉を学ぶことは大切なことです。
ベトナムの言葉は奥が深く、学べば学ぶほど興味がわいてきます。

最終更新日 2025年5月24日 by mippac

mippac

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